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知の連携社会


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    高齢者も、インタネットを活用した新しい知縁社会を形成し生き甲斐を増幅しよう! 老若協働参画社会こそ理想と思いませんか?

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心と体

2009年5月 2日 (土)

高齢社会の新しい生き方・老若協働参画社会への期待

高齢者の生きがいについて考えたこと        

 

人類の生存を脅かすものは、餓鬼(栄養)と疾病(それに戦争)であったことは歴史が示しているが、農業を発明し餓鬼から解放され世界人口が増え、産業・エネルギー革命で工業社会・都市を実現することで現代文化を構築でき、先進諸国は人類史上最高の高齢時代を享受している。人間は、言葉・文字・道具・貨幣を発明、科学技術の発達や交通・電気通信革命などで移動の自由を得て、地球を小さくして国際時代を迎えている。

世界銀行「世界開発報告2006」によると、国の平均寿命は所得と強い相関があり、一人あたりの年間GDP5000ドルを下回る後進国は30才台~50才台にすぎず、1万ドルを超えた先進国は70才台以上である。大人口を抱える途上国と言われるBRICS諸国等はこの中間点にあり、相関図の傾きがここで急激に鈍くなっている。また、厚生省人口動態統計によると、20世紀前半の日本人の死因の約半分は、感染症であったが後半は減少し続けて生活習慣病が過半を占めるに至っている。戦後の経済成長と科学技術(医学・公衆衛生を含む)の著しい発達で生活レベル向上が実現でき、世界トップクラスの平均寿命を享受することができたと推定される。日本は、島国で森林山岳があり名水や風光明媚な環境に恵まれていることの他、神仏習合・宗教の相違を乗り越え、「和をもって貴きとなす」を国是とした集団(平等)主義の国であり、国民皆健保制度を世界で唯一実現出来ていることなども重要要因であると思われ。しかし、現代生活を振り返って見ると、私たちの生活習慣は、戦後すっかり変わってしまい、祭りや地域での協働行事(結い・普請・無尽・講)も井戸端会議もなくなり、いろりを囲む習慣や炬燵で談笑する風景も影を潜めてしまった。通勤族が当たり前となり、核家族化が進むにつれて子供達が親の働く姿を見られなくなり世代間隔離が進み、都市化の進展で過剰な個人主義のため地域コミュニティ醸成ができず住民の孤立・疎外も進んでいる。ジャンクフードと言われるインスタント食品や既成食化・飽食生活などに加え運動不足などで体力は低下し、手づくりが軽視され安易な経済合理性が優先する習慣が定着することで、農業や自然離れも深刻さを増して精神生活も問題が増大している。伝統文化を世代を超え後世にノウハウを伝授することは長寿者に与えられた責務であると思われるが、現代の高齢者の多くは、自分の楽しみのみを追求し社会的責務から逃避した無責任化がすすみ、忘れてはいけないものを忘れてしまった現代病状況と思われ、安全ぼけで危機意識の希薄化潮流や生活習慣病蔓延時代を迎え精神文化衰退期に入っているとも懸念される。

WHO(世界保健機構)の健康定義では、心身の健康は、身体的理由の他に精神的社会的要素が強い事が示されているのに、厚労省の保健政策は、国民総病人化政策ともいえるメタボ狂騒曲とも阿諛される身体モデルでしかない国民不在の政策混迷ぶりで、世界の医学関連学会からも嘲笑を浴びている。今必要な高齢者政策は、決して胴囲を測り健診漬けにすることではなく、高齢者達の持てる有用な経験や知識を生かした総合性・先見性ある能力活用策の実現である。生きがいとは、夢を持ち困難を乗り越えながら自分の役割を果たし社会貢献、家族や仲間との楽しい交流などからソーシャルキャピタル(相互信頼社会資本)を産み出せる夢を持てるライフスタイルを創造・継続することであり、健康寿命の要諦であることの理解が進んでいない。定年後、年金で悠々自適な余生を楽しむことが理想とされた慣習は、人生60年と言われていた頃の遺物である。人生の30年弱は人の世話になる教育期間であり、働く期間が30年程度(日本独特の定年制度)で、後40年も若者が支えて生きて行く要支援期間と考えるのはいささか軽薄であり、人生100年時代を視野に置く現代には似つかわしく無いことは自明である。うつ、自殺などは21世紀になって増大し続けているのは、効率を競う競争社会でのストレス増大や自信喪失などが関係しており、会社人間として単機能に育ったため地域コミュニティ醸成・相互扶助的連携に背を向けたソーシャルキャピタル醸成能力不足も大きな理由であると思われる。

高齢者を孤立・自己に埋没させて社会から排除する慣習・制度が蔓延るのを防ぎ心豊かな地域文化貢献やまちづくりNPO活動などスキル・洞察力を駆使した生きがいを創造する社会生活モデル重視へとパラダイムシフトすべき時が来ていると思われる。「高齢者の役割創造」でコミュニティ醸成・まちづくり活動活性化、子供達への地域教育力・社会性涵養・文化伝承活動、さらには国際貢献活動など従来手薄であった分野への高齢者の役割付与の重視など制度疲労を正した世直しが必要である。高齢者こそ多様なフリーターに向いており若者の特権ではない事を実証すべきで、社会参加意欲を高める意識・制度改革を進めることを文化政策の基本に組み込む必要がある。

歴史上多くの制度改革を経て自由民主主義を謳歌できるようになった現代だが、インターネット情報革命時代を迎え、世界は前代未明の激変に見舞われようとしている。情報を握ったエスタブリッシュ支配体制の歪みが世界恐慌の潮流を生み、南北経済格差が宗教的問題と渾然一体となりながら国際問題化する一方、経済メカニズム破壊がインターネットの中で浸透しながら、市民民主主義が主導権を得る市民時代へと大転換が静かに進みつつある現実を直視すべきであろう。男女共同参画社会法の整備が一巡した次の制度命題は「老若共同参画社会の構築」であり、年齢差別を排除した新しい成熟時代を形成することを世界に先駆けて宣言、新しい制度・慣習を率先垂範すべきであると思う。

高齢者達の社会生活上の役割意識の高揚・社会貢献活動の自立を目指し、他学会との連携など専門家集団としてのシンクタンク機能を強化し、政策提言行動・立法化に向けた「行動する学会」像の確立が望まれる。NPO法人化も視野に入れ、活動資金助成などを含む総合的な全国支援制度の仕組みを構築して、高齢者達を含めた高度な知縁社会構築をめざし、ITを最大限活用した連携体制を推進、イニシアティブをとるべき時に来たと思われる。

有意ある高齢者達が萎縮せず勇気ある発言・行動をすることで安心安全な社会構築に貢献でき、人財輩出を支援・地域性豊かな文化を育てる活動に生涯を掛けるライフスタイルを確立できれば健康寿命の更なる延伸も可能となる。日本の活力再生は、自立した市民本位の「生きがい創造モデルの構築・高齢者資源の有効活用」による多様な地域文化養成・集合智結集に掛かっていると信じる。

ジェロントロジー(老年学)の発展と老若協働参画社会を夢見てーーー

シニア社会学会・老若協働参画社会・濱口研究会への投稿原稿

2008年7月16日 (水)

健康関連の学会で思ったこと

先日、学会で多くの人の研究発表を聞いた。フードファディングなる群馬大高橋教授の話がとても良かったし、若い学徒の印象的な優れた研究成果もあった。何人かの保健師の体験談に基づく健康教育の問題点指摘など強烈で、とても勇気ある発言に感銘も受けた。

政府のメタボ狂騒曲に惑わされ研究した多くの結果は、定量的には何も根拠がなかったことが示されていた。食教育が最重要事項でもないのである。最初から明らかに分かっている政策ミスに踊らされている全国の保健師達や研究者達の無為な努力を見るに付け、政策立案者達の罪の深さ、其れを知りながら便乗している関係者達のあくどさ・無気力さに思いが巡った。
本当に迷惑な施策であるとの結論を、学会としての公式見解を出すべき時点になったと思うが、著名な学者を含む多くのオピニオンリーダ達は、あえて批判せず沈黙しほおかぶりしているのは、保険会社・薬品業界・厚労省から研究助成金を貰って研究しているから発言出来ないのであろう。。。。

日本では人間の健康は、栄養・運動・休養であるとの3原則が謳われているが、WHOは身体・精神・社会性を3要素と言っており、日本の健康関連常識の次元の低さを浮き彫りにしないといけない。腹囲の大きさなど関係ないものを理由に、健康な人を皆健診に追いやる健康意識公害を流布する愚策は薬害より酷いのでは無かろうか?           高齢者の生きがいを創造する環境整備こそ重要であり、すべての高齢者達が社会参加して若者に良き伝統を伝授すべき時に来ているのではないかと思う。子供達を取り巻く環境変化により危機が迫っている、家庭や学校での教育問題から(結果として)逃避してきた高齢者達の責任でもある。腹囲を云々している間に日本人の長寿世界記録をどんどん追い抜いているEU諸国は、ソーシアルキャピタル充実に向かっている現実を直視すべきである。日本のメタボ愚策とEUのソーシアルキャピタル充実政策格差は歴然としているのである。

視野の狭い学者の多い中で、著名な先生方もおられるのであるから、ここは勇気ある見識を示し、この愚かな国民総病人化政策を早急に廃案に追い込んで欲しいものである。厚労省大臣は、早速始まったばかりの高齢者医療政策を中止したことでもあり。。。。更なる突っ込みが求められているのある。

高い見識ある人が政治のトップに立たないと世の中は変わらないのが日本の歴史・現実でもある。明治革命を成し遂げた革命児達の生きがいは正義観では無かったか?今必要な事は、世直し責任を如何に実現するかであると考えたときに、世はそのツールを高齢者にも開かれているのである。。。勇気ある発言は公開型ブログでどしどし発信すべきであり、腐敗した政治を正す唯一の手段かもしれない。。。。後世に悔いを残さないためにも。。。

2008年4月27日 (日)

高齢者の社会参加と健康

高齢者の健康は、地域に溶け込み社会参加することで生きがいを感じること、そして何事も前向きで明るい未来を信じ積極的に取り組む自己実現こそが大切であると思う。高齢化時代に孤独で何をして良いか分からなくなる老人が増えていると思うが、生計が出来れば良いと割り切り周囲の煩わしいことに関わりたくないで閉じこもりがちになる人達を見るにつけても悲しくなる。現代のように社会制度が出来上がってしまうと、文句は行政や他人にばかり向けられ、自分は何時も正しいと考えがちである。趣味に走り没頭できる物を持った人は良いが、取りたてた能力・特技・趣味を持たない方が人の裏をかく事ばかりに関心を持ち、自分の利益のみを追求するようになるとトラブル発生器のような事が生じてしまう。ボランティア活動に生きがいを見出す人達が増えているが、実に多様な人達の集合体であり、気がおけない事も多い。長年ボランティ活動に携わって複雑な世界を知り尽くしてみると、何とも悲しいこともあるが、逆に感動させられることも極めて多い。高齢者が持っている経験やノーハウを連携出来れば、其れは地域内での文化財産の維持向上となり地域内融和・相互信頼感増幅に繋がることとなる。お互いの能力を出し合って共同生活をしてきた江戸時代以前の人達の生き様を、この文明時代の生き様とは根本的に相違があるが、基本に立ち返って見直して見る必要があるように思われる。江戸時代に見習え!と運動をしているかたもおられるが、長寿100年時代となった今、高齢者達は、地域内連携のあり方をもう少し再考してはどうであろうか。。。自分達が作ってきた世の中ではあるが、何とも住みにくい事が多すぎるとの印象を持ち、世直しに立ち上がりたいとの思いがある人達が増えることを願っている。多くの制度疲労が横たわり、権力構造の上に胡座をかく人達は、何も反省はしていないし、基本問題も全く分かっていないであろう。しかし、普通の老人にしてみれば、明るい心豊かな老後を過ごすには、社会貢献をして生きがいを見出すことが比較的素直に入れる道であり、健康に役立つ事が多いと思う。生きがいと健康は切ても切れない因果関係にあると思うが如何。。。

2008年4月 9日 (水)

高齢者の心と体 健康規定要因

私は、高齢者の健康は、生き甲斐を持つことで保たれることを、科学的に証明することを当面の目的にしています。怪しげな健康知識・間違いだらけの健康情報が氾濫し、厚生労働省のメタボ狂想曲のような破廉恥な国民総病人化政策が横行する世の中を嘆いている。

日本は世界一長寿国から転落(男)したのは、EU諸国の新しいソーシャルキャピタル政策の成果と思っているのは私だけであろうか。。。

高齢者が自信を取り戻し、世直しに真摯に取り組み、夢を失った官僚や政治家たちの愚策を改めさせないと日本沈没しかなくなる。。。。。今こそ、高齢者たちが若者教育にも真摯にのめり込み社会改造に取り込むべき時代になったとの思いが、日に日に強くなっている。。。核家族化の進展や通勤族・転勤族で家族(特に子供達)やコミュニティとの絆が希薄となったいま、高齢者達は自分達が正しいと信じて行ってきた誤った慣習から脱却する必要性を強く感じるべきであろう。そして、リタイヤ後の心豊かな生活を創造し、社会貢献する喜びを取り戻すべきでなかろうか?

生きがいを失って路頭に迷う高齢者が溢れるような社会に決して、してはならない!

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